名称 | 高齢者対応基盤整備データベース |
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計測年 | 2000年-2001年 |
計測場所 | 大阪府(2000年の全身寸法は茨城県、頭部寸法は東京都) |
計測対象者 | 寸法:60-79歳の日本人男女、2000年:計105人(男性50人、女性55人)、2001年:計206人(男性100人、女性106人) 動態:20-80歳の日本人男女、2000年:計215人(男性109人、女性106人)、2001年:計233人 視覚:20-80歳の日本人男女、2000年:計212人(男性111人、女性101人)、2001年:計230人(男性114人、女性116人) 聴覚:20-80歳の日本人男女、2000年:計216人(男性110人、女性106人)、2001年:計230人(男性114人、女性116人) |
計測項目 | 寸法:身体寸法128項目と体重 動態:最適な高さ、手が届く範囲など26項目 視覚:3m生活視力、作業距離生活視力、表示の見えやすさなど10項目 聴覚:純音聴力レベル、単音節明瞭度、報知音に対する聴感調査など7項目 |
特徴 | 2000年-2001年に経済産業省からの委託によりHQLが実施した「高齢者対応機器の設計のための高齢者特性の解明に関する調査研究(高齢者対応基盤整備事業)」で計測したデータ。高齢化が進む中、高齢者が使用しやすく安全な製品の開発・普及を促進し、高齢者の生活や就労環境の適正化することを目的にデータ収集を行った。ユニバーサルデザイン、バリアフリーデザイン実践のためのバックデータとしての活用も期待したもの。 |
その他 |
寸法
視覚
01-3m生活視力
02-作業距離生活視力
03-近点生活視力
04-発光表示による3m生活視力
05-発光表示による作業距離生活視力
06-作業距離で読むことができる発光表示での文字の大きさ
07-暗順応
08-文字色と背景色の組み合わせと表示の見えやすさ
09-色の同定
10-色の並べ方
聴覚
01-純音聴力レベル
02-単音節明瞭度
03-ラウドネス
04-聴き取りやすい音量
05-報知音に対する聴感調査
06-警報音の聞こえ方
07-純音の擬声語表記
動態
01-最適な作業台高さ
02-手に取った時の重さ感
03-持ち上げ作業時に持てる重さ
04-ものを持ったときに手が届く範囲(机上面)
05-ものを持ったときに手が届く範囲(棚)
06-繰り返し手を伸ばす作業
07-着座・立ち上がり動作
08-握りやすい太さ
09-見上げ・見下げ動作
10-10m自由歩行
11-合図に対する反応と歩行速度の変化
12-ちょうど良い手すりの高さ
13-段差をまたぐ動作
14-単純段差・またぎ段差の比較
15-隙間をまたぐ動作
16-足元照明の設置間隔
17-一段ステップ昇降
18-障害物をまたぐ動作
19-台車を押す動作
20-連続階段昇り降り(持久力について)
21-モニター監視作業における作業性
22-ベルトコンベア作業(作業ペースを規制された時の作業性)
23-ベルトコンベア作業(騒音・照明の暗さが作業に与える影響)
24-音に対する記憶と反応
25-指先でものに触る動作
26-重心動揺
27-身体寸法・関節可動域
計測事業について
経済産業省委託事業
2000年度 高齢者対応基盤整備研究開発 第1編データベース整備(寸法・形態特性)
2000年度 高齢者対応基盤整備研究開発 第2編データベース整備(動態・視聴覚特性)
2000年度 高齢者対応基盤整備研究開発 第3編データベース応用
・2001年度 高齢者対応基盤整備研究開発 第1編データベース整備(寸法・形態特性)
2001年度 高齢者対応基盤整備研究開発 第2編データベース整備(動態・視聴覚特性)
・2001年度 高齢者対応基盤整備研究開発 第3編データベース応用
ガイドライン
このガイドラインは、本事業で計測されたデータを整理し、リファレンス(式もしくは値)と配慮事項にまとめたものです。設計寸法を決定する際の参考としてご利用ください。