足あげ高さの感じ
体性感覚
−平成12年度 NEDO20人計測−
1.被験者数
年代 合計 20〜29 30〜39 40〜49 60〜69 70〜79 80〜89 合計 20 4 3 1 3 5 4 男性 10 2 2 0 2 2 2 女性 10 2 1 1 1 3 2
2.計測方法
歩行路途中にまたぎ越しの必要な障害物を置き、その場所での歩行時の足上げ高さなどをビデオ画像から解析する。詳細は計測方法を参照のこと。
3.計測結果
またぎ越の必要な障害物を越えるときの足上げ高さ計測結果を図に示す。
この図は、障害物なしのとき、5cm障害物、9cm障害物を越えたときの足あげ高さをビデオ画像から求め、その平均値および最大値、最小値を被験者ごとに算出した後、属性別の平均値、最大値、最小値を求めて、図示したものである。
平均的な高さの差はないが、最大値、最小値の幅は高齢者が大きくなっている。
高齢男性被験者の内1名が5cm障害物につまずいた。つまずいた理由としてこの被験者から障害物に気付かなかったとの報告があった。