ひねる
■操作内容
- かぶせ握り(右回し)
- かぶせ握り(左回し)
- はさみ握り(右回し)
- はさみ握り(左回し)
親指中腹と中指側腹ではさみ、示指をノブの上面に被せる握り方(かぶせ握り)
親指中腹と示指中腹ではさむ握り方(はさみ握り)
■計測機器
PRIMUS:押す、引く、ひねる等の操作で働く力を計測する装置
■計測条件
① 最大力の決め方
ピーク値
② アタッチメントの向き
垂直
③ 姿勢
自然立位で、脚を肩幅に開いた状態を保ったまま、アタッチメントに加えられた力を計測することとする。
■計測手順
① 高さ設定
ノブの高さを肘頭下縁高に合わせる。
② 立ち位置設定
垂直にセットされたノブの手前に立ち、ノブが体幹中心の前方にくるように位置を合わせる。
③ 計測前の説明
計測方法について次の主旨に沿って教示する。
- ノブを左右に回す計測を行うこと。
- 握り方は、親指中腹と中指側腹ではさみ、示指をノブの上面に被せる握り方と、親指中腹と示指側腹ではさむ2通りの方法で行うこと。
- 計測は、ゆっくりと力を加えた、最大値とすること。
- イメージは「空きにくいペットボトルのキャップ開閉。」
更に、計測上の注意点を再度説明する。
- 極力、上肢のみで力を発揮すること。
- 計測中も力を加える前の姿勢を維持するように努めること。姿勢維持のため、視線を定めることは有効である。
- 力はゆっくりと加えること。勢いやはずみをつけないこと。
- 計測中、被験者は息を止めないこと。
- 装置(アタッチメント)に力を加えても、アタッチメントは移動しない。
- 計測中気分が悪くなったらいつでも計測を中断できること。
④ 計測実施
2通りの握り方について、それぞれ右廻しを2回、左廻しを2回実施する。2回のうち大きい方の値を採用する。
計測風景
■単位
Nm