動作に関係した日常生活の不具合点
視覚機能
−平成9年度 HQL420人計測−
○調査対象者数:420名
ここでは、25〜34歳と75歳以上の集計結果を紹介する。
年代 |
25〜34 |
35〜44 |
45〜54 |
55〜64 |
65〜74 |
75〜 |
人数 |
45 |
42 |
33 |
110 |
111 |
79 |
○調査内容
視覚計測参加被験者に対し、記述式アンケートを実施した。
○調査結果
計測に参加された被験者に日常生活についてアンケート調査を行った。図に、加齢に伴う動作特性の変化が生活面ではどのような不具合として出てくるかを示す。
この図は、左が「いいえ」右が「はい」であり、右に行くほど生活面での不具合を感じる人が多くなることを示している。
高齢者が不具合を感じている内、若年者との差が大きい項目として、電車の中などでは手すりや吊革を持つ、階段の上り下りに手すりが必要、長時間歩くときには休み休み歩く、歩くときに人波に遅れがちになる、立ち上がるときには支えが必要など、多くの項目があげられる。