■委託元
新エネルギー・産業技術総合開発機構委託
■事業年度
2006年11月~2007年6月
■事業概要
京都議定書の第1約束期間(2008~2012年)が迫る現在、省エネルギー対策の強化は喫緊の課題となっている。しかし、豊かさを求めるライフスタイルへの変化に伴い、民生部門のエネルギー消費は継続的に増加している。こうした中、家庭用エネルギー・マネージメント・システム(HEMS)の普及は、民生部門の省エネルギー推進のための重要課題であるが、加速的な普及のためには、快適性の向上や安全・安心サービスを付加したHEMSの開発を進める必要がある。
そこで、本事業では、まず高齢者(高齢者世帯)を対象として「安全・安心の生活見守り機能」を付与したHEMSの基本仕様の策定とシステム設計を実施し、省エネ率を試算した。さらに、一般家庭への普及に向けたシナリオを作成し、技術開発課題の抽出を行った。
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