■委託元
文部科学省科学研究費補助金(特定領域研究) ※障害者・高齢者のコミュニケーション機能に関する基礎的研究(略称 情報福祉の基礎)の一環として実施
■事業年度
2004年8月~2007年3月
■事業概要
今後ますます進む高齢社会と情報社会の中で、高齢者が無理なく使いこなせるIT機器を設計するための指針が求められている。本研究では、(社)人間生活工学研究センターが保有する高齢者のIT機器の利用特性に関する15種類の計測データ(注意力・記憶力・メンタルモデルといった認知的特性、視覚特性、操作性、使いやすさに関する様々な問題点など)を整理し、高齢者のIT利用特性データベースを構築した。
また、より使いやすい商品をユーザに届けるために、年齢以外の属性によるIT利用特性の違いについても明らかにした。結果の一例として、ビデオ予約の「できる人」群と「できない人」群とは、再生力の違いが関連していることが分かった。
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