１．被験者数

　　合計：40人（10代 1人、20代 12人、40代 3人、50代 5人、60代 11人、70代 6人、80代 2人）

２．計測内容

　騒音の大きさを変えて、提示文章中のキーワードが聞き取れたかどうかを計測した。

３．計測結果

　計測結果を図に示す。

　上の図は騒音と提示されるシグナルの音が同じ大きさの時、下の図は騒音の方が提示されるシグナルの音より１０ｄＢ大きい時を示す。

　この図からわかるように、若年者は騒音が大きくなっても間違える率が少ないが、高齢者の場合、騒音が大きくなると聞き取り能力が大きく低下し、間違いの率が急速に増加する。

　また、高齢者は、聞き取り能力において個人差が非常に大きいことがわかる。