発声中に呈示した音の聞き取り調査
聴覚特性
−平成11年度実験計測−
1.目的
日常生活においては、会話中に呈示される内容を聞き取らねばならない状況が多々ある。そこで、発声中に呈示されている音声の聞き取りについて調査を行った。
2.計測方法
スピーカーから試験音(文章)を連続的に呈示し、被験者に聞き取れた部分を直ちに復唱してもらう。この結果を録音しておき、被験者が発声中に呈示されている単語を確認し、その単語を被験者が復唱したかどうかをチェックする。復唱できた単語数を被験者の発声と試験音が重複している単語数で除し、復唱率(発声中に呈示された言葉の聞き取り率)を求める。 |