頚部
■計測方向
左右回旋
■計測方法
1.基本姿勢
計測手順
計測台に背もたれなしに深く座ってもらう。
※背もたれのある椅子を用いる場合は、首の回旋動作を妨げないものを使用すること。また、座面が回転するものは使用しないこと。
使用機器
・計測台
2.角速度計(基準側2ch)の装着
計測手順
(1) 傾斜計装着ベルトを装着する。
(2) 角速度計(基準側)を胸部前面に装着する。
使用機器
・角速度計(基準側)
3.角速度計(可動側1ch)の装着
計測手順
角速度計(可動側)を前頭部に装着する。
使用機器
・角速度計(可動側)
4.左側回旋計測開始肢位
計測手順
計測は頚部が0度の位置から左に回旋してもらう。
5.左側回旋計測
計測手順
被験者に左側回旋をしてもらう。
注意事項
・オペレータは計測開始後、4秒後に合図を送る。
・計測終了のタイミングは、被験者が可動限界を申告した時点とし、その時点で2秒間静止してもらう。
6.右側回旋計測開始肢位
計測手順
(1) 被験者に体幹をもとの0度の位置に戻してもらう。
(2) 計測は体幹角度が0度の位置から右に回旋してもらう。
注意事項
・被験者が開始肢位に戻ったら、オペレータは「イベントスイッチ」を押す。
7.右側回旋計測
計測手順
被験者に右側回旋してもらう。
注意事項
・オペレータはスイッチを入れた後、4秒後に合図を被験者に送る。
・計測終了のタイミングは、被験者が可動限界を申告した時点とし、その時点で2秒間静止してもらう。
・被験者の開始肢位に戻ったら、オペレータは、2秒後にスイッチを切る。
8.左右側回旋計測
計測手順
以上の計測を続けて3回行う。