一般社団法人人間生活工学研究センター(HQL)による、製品等の機能の第三者認証です。
「使いやすい、負担が少ない、心地よい」など、人間に対して一定の効果や影響をもたらす製品等の機能は、見た目だけでは違いが分かりにくく、また表示においても、効果を科学的な手法によって検証したかどうかが明らかでないことが少なくありません。 人間生活工学認証制度は、その製品等が人間に与える効果(人間生活工学的機能)が、科学的に適切な開発プロセスを経ているかどうか、またその機能が適切に記述・表示されているかどうかを審査し、その機能を認証する制度です。
人間の日常生活の改善が図られ、安全,安心,健康,快適,便利な生活の維持・増進に寄与することが期待できる、人間に対する効果や影響を言います。
販売することを目的に作られた工業製品です。ソフトウェアやシステム,製品に付随するサービスも含まれ、日本国内で提供されていて入手できるか、もしくは、そのことが計画されていれば対象となります。
企業が、自社での研究や外部研究機関・研究者との共同研究によって、製品の効果を科学的に検証し、消費者にアピールするマーケティング手法は、これまでも、機能が消費者に伝わりにくい分野で利用されてきました。
この認証は、それを第三者機関が審査、認証するため、より「公正、中立性が高まる」という点に特徴があります。審査は、人間工学分野等の専門家(原則3名)によって行われます。インターネットで誰でも多くの情報を入手できる時代だからこそ、専門性のある第三者機関による「公正、中立」な情報提供が求められています。
開発プロセスや科学的な検証結果は、これまで生活者の目に触れる機会がほとんどありませんでした。本認証では「認証コミュニケーションサイト」でこれを公開いたしますので、 企業は製品機能の良さをより具体的に社会にアピールできます。また真摯なものづくりの姿勢を示す機会となります。特に新しい機能(魅力品質)では生活者の信頼を高めることにつながります。
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